香港ドル自動売買の少額&低リスク最適設定はコレ!

ユイです!

前回自動売買をやるには香港ドルがよさそうというお話をしました。
値動きの幅が決まっているので、きちんと計算して予算を用意すればロスカットを気にせず利益だけ積み上げられそうです。

FX自動売買で一番安全&稼げる通貨はこれ!?

そこで今回はどのような感じで売り買いをすれば効率よく利益を上げられるかを考えてみました。

どの証券会社で売り買いするのか

まず香港ドルをアメリカドルで売り買いできる証券会社を探さないといけません。
また自動売買にも対応している証券会社が望ましいです。
対応していなくても出来ないことはないですが、手動で買ったり売ったりを繰り返すのは大変です。

また他にも少額から始められて、出来るだけ利益を上げられるように、このような基準を満たす証券会社を探しました

探す基準

  • 香港ドルをアメリカドルで売り買いできること
  • 自動売買が出来ること
  • 1000通貨から売り買いできること
  • スワップがマイナスではないこと


今のところ全ての条件に当てはまるのがGemForexという証券会社でした。
ループイフダンなどと違って自動売買するのに少し準備が必要ですが、この証券会社で売り買いしてみます。

GemForexはレバレッジが最高1000倍なので、少額で安全にFXが出来るというのも嬉しいところです。

どのような感じで売り買いするのか

まずパッと浮かぶのが安く買って高く売る方法です。

こちらで紹介しているループイフダンも安く買って高く売るを繰り返しています。

全自動!メキシコペソで利益を二重取りする方法

またFXは株と同じように空売りが出来ます。

空売りとは一回証券会社から通貨を借りて売ってしまうことをいいます。
その後に安く買い戻せば、普段と順序は逆ですが、安く買って高く売り、利益が出せるというわけです。

つまり通貨が割安であれば買って、割高であれば最初に売る、ということをすれば効率よく稼げそうです。

割安であれば、その後値上がりが期待できますし、割高であればその後値下がりが期待できるからです。

通常の通貨であれば、じゃあどこが割安で何処が割高なのかが分かりづらいですが、香港ドルは値動きの範囲が決まっているので、どこが割安で、どこが割高なのか分かりやすそうです。

具体的な設定を考える

香港ドルはアメリカドルに対して7.85~7.75の値幅しか動きません。
そのため今回は値幅を半分に分けて考えることにしました。

全体の中で割安と思われる7.75~7.8までは買って、それ以上の割高になってくると思われる7.8~7.85は最初に売ることにします。

こんな感じのイメージですね。

大まかな方針が決まれば、あとはどのくらいの量をどのくらいの値動きで買ったり、売ったりするのかを決めます。
たとえばループイフダンの場合は、メキシコペソを25銭刻みで値動きがあるたびに1万通貨を購入&決済しています。

香港ドルは値幅が7.85~7.75の0.1で固定されているため、それにあわせて小さい値幅で買っていくことにします。
今回は0.0005刻みで買ったり売ったりして、少額から始めたいので最小の1000通貨で取引していきます。

まとめるとこんな感じですね。

自動売買の設定

  • 7.75~7.80は買いからスタート
  • 7.80~7.85は売りからスタート
  • 1000通貨づつ買ったり売ったりする
  • 相場が0.0005動くたびに買ったり売ったりする
  • 相場が動いて含み益が0.006になったら決済して利益確定する


決済する含み益については色々過去の相場を見てシミュレーションしましたが、0.006(1000通貨だと日本円で85円くらい)がよさそうでした。

それを繰り返して利益を積み上げていきます。
一回85円だと少なそうに見えますが、メキシコペソのループイフダンよりも利益が出る頻度が多くなる想定です。

またこのような自動売買は一般的にトラリピと呼ばれています。

必要な予算

結論としては5万円あれば、先ほど考えた方針で売買することができます。
ループイフダン同様、ある程度少額からスタート出来るので、お試しで自動売買をやってみるにもよさそうです。

設定次第ではもっと少額からもスタートできるのですが、あまりに少額だと過去の相場でシミュレーションした結果、利益が出づらく、一番少額からスタートするのであれば5万円がよさそうでした。

この後、なぜ先ほどの設定だと5万円必要になるかを、きちんと計算する方法も紹介しますので、興味がある方は読んでみてください。
リクツが分かっていると自分でも計算ができるようになります!

興味ない方は飛ばしていただいても問題ありません。

予算の内訳として、通貨を購入するための予算と、買ったけど値下がりしてしまったときの含み損を耐える予算の2つを考える必要がありますので、それぞれ解説します。

通貨を購入するための予算

たとえば普通に香港ドルをアメリカドルで1000通貨購入する場合は、1000香港ドルに現在の香港ドルをアメリカドルで買うレートの7.8を掛けて、最後に1香港ドル円のレートである14.5円を掛けます。

1000香港ドルを買うの必要な予算

1000香港ドル×7.8アメリカドル×14.5円=113,100円


今回利用するGemForexという証券会社はレバレッジが1000倍なので、必要な予算の1/1000の113.1円あれば1000香港ドルを買うことが出来ます。

今回は7.75~7.80の0.5の間で0.0005刻みで購入しますので、最大で101回購入します。
つまり113.1円×101回=11,413円必要になります。

含み損に耐えるための予算

1000通貨を113.1円で買えるからといってやみくもに買うと、ちょっと値下がりしただけでロスカットされてしまいます。
そのため、今回101回買った場合、香港ドルの最安値である7.75まで値下がりしてしまった場合に、どのくらい含み損が出るのかを計算します。
この結果で出た金額以上を確保しておけば、最安値まで下がってもロスカットされないというわけです。

たとえば香港ドルをアメリカドルで買うときのレートが7.8の場合に1000通貨買う場合は、先ほど計算したとおり113,100円必要です。
これがもし7.75まで値下がりすると、レートが7.75のときに購入する金額との差分が含み損になります。

7.8から7.75に値下がりしたときの含み損

1000香港ドル×(7.8-7.75)アメリカドル×14.5円=725円


このような形でそれぞれ0.0005刻みで購入したものが、7.75まで下がったときの含み損を計算して合計すると、36,612円となります。

つまり購入するための予算である11,413円と含み損の合計である36,612円を足した48,025円あれば、考えた設定でもロスカットされないことになります。

このことから必要な予算がおおよそ5万円ということになります。

まとめ

今回は具体的にどのような設定で売り買いするかを決めてみました。
具体的にはこのような設定で売り買いしてみたいと思います。

自動売買の設定

  • 7.75~7.80は買いからスタート
  • 7.80~7.85は売りからスタート
  • 1000通貨づつ買ったり売ったりする
  • 相場が0.0005動くたびに買ったり売ったりする
  • 相場が動いて含み益が0.006になったら決済して利益確定する


一回の決済で85円くらいの利益ですがループイフダンよりも頻繁に利益が出る想定ですし、必要な予算も5万円と少額から始められるため、試してみるにはよいのではないかと思います。

具体的に自動売買をするのに必要なものはこちらで解説しています!

4万円から始める香港ドルトラリピ~準備編~

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