ユイです!
こちらで通貨の値動きで利益を取る為替差益と、
通貨を持っているだけで貰えるスワップポイントの利益を二重取りする方法を解説しました。
ループイフダンを運用していると通貨の値動きで利益を取る為替差益がなかなか美味しそうにみえます。
今のところスワップポイント狙いであればメキシコペソがよさそうですが、為替差益狙いであればどの通貨がよさそうなのかを考えてみることにしました。
FXで一番注意しないといけないこと
FXで出来るだけ安全に稼ぐために、一番注意しないといけないことはロスカット(強制決済)です。
ロスカット(強制決済)とはレバレッジを掛けて通貨を購入した際に、予想よりも値下がりしてしまって、予算が足りない状態となり、証券会社によって勝手に損失を確定されてしまうことをいいます。
こちらで少しレバレッジについて解説しましたが、よく考えずに少ない資金でたくさんの通貨を買うとロスカットが起こりやすくなってしまいます。
外貨預金は必ず銀行ではなくFXで始めよう!ではなぜロスカットが起きるかというと、自分が予想していたよりも通貨が値下がりしてしまうからです。
つまり最初から値下がりする幅が分かればロスカットされないということになります。
どれだけ下がるかが最初から分かっていれば、その分だけの予算を用意しておけばいいからです。
ただ株などでもそうですが、今後どのくらいまで値下がりするかというのは普通分かりません。
0円が最低ラインではありますが、そこまで対応しようとするといくら予算があっても足りません。
しかし実は世の中には決まった値段までしか上がらない、下がらない通貨が存在します。
ロスカットされない通貨がある!?
実は香港で利用されている香港ドルは決まった値幅でしか上下しません。
正確にいうと香港ドルとアメリカドルの間では決まった値幅しか上下させないという約束になっています。
具体的には1アメリカドルは7.75香港ドル~7.85香港ドルの間に必ず収まるようになっています。
そのため、アメリカドルで香港ドルを買ったり売ったりすれば、何処まで下がるか上がるかが事前に分かるようになっているのです。
このような約束をペッグ制といい、ペッグ制が適用されている通貨はペッグ通貨などと呼ばれています。
このペッグ通貨であれば予め値動きの上限と下限が分かっているので安心して取引できそうです。
ただ、ペッグ通貨ならではの気をつけておきたいこともあります。
ペッグ通貨のデメリット
デメリットはたった一つ、ペッグ制が終わってしまうことです。
当たり前といえば当たり前なのですが、今のところは終わる予定はありませんが、
将来的にどうなるかは誰にも分かりません。
過去の例としてスイスの通貨であるスイスフランも1ユーロあたり1.2スイスフランまでしか上がらない、という約束をしていました。
2011年の9月に始まったスイスフランのペッグ制でしたが、2015年の1月に急に終わってしまったということがありました。
この例では3年ちょっとという短い期間で終わってしまいました。
では香港ドルはいつからペッグ制になっているかというと、今から37年前の1983年にスタートしています。
すでに37年も継続されているので、急に終わってしまうこともないのかな、と思っています。
まとめ
今回は為替差益に注目して、どの通貨がよさそうなのかを考察しました。
まずは安全第一ということで、ロスカットされづらいことを基準とすると、値動きの幅が決まっている香港ドルがよさそうです。
また値動きの幅も狭いので、用意する予算も少なくて済みそうです。
もちろん万が一ペッグ制が終わった場合は予想外の値動きをする可能性があります。
ただすでに37年も継続されているため、今後もある程度は継続するのではないかと思っています。
そのため、今のところはきちんと計算して予算を用意すれば、ロスカットされないリスクの低い通貨として自動売買で有効活用することができそうです。
コチラの記事で具体的な予算と運用ルールを解説しています。
香港ドル自動売買の少額&低リスク最適設定はコレ! Follow @yuilog_tokyoツイッターはじめました♪
— ユイ@MNPを元手に資産運用 (@yuilog_tokyo) July 23, 2019
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